
ストーリー
近代化を推し進める政府の国王派と、それに反発する反政府組織ガルザとの間で12年の長きに渡り内戦を続ける、ガザッソニカ王国。そこでは、マドラックスと名乗るエージェントの存在が、政府軍兵士とガルザのゲリラ双方に浸透していた。少女のあどけなさを残す顔立ちと大人の色気をほのかに漂わせる肢体を併せ持ち、驚異的な戦闘能力を誇る美少女でもあるマドラックスに、秘密組織アンファンのエージェントであるカロッスア・ドーンが触手を忍ばせる。マドラックスに遭遇しながら唯一生き残った政府軍の女性士官リメルダ・ユルグを配下に加え、執拗に彼女の行方を追うカロッスアの背後には、謎の男フライデー・マンデーの存在があった。
一方、ヨーロッパのような街並みを持つ先進国ナフレスではマーガレット・バートンという美少女が、メイドのエリノア・ベイカーと元家庭教師で隣人のヴァネッサ・レネに見守られながら、何不自由ない生活を送っていた。しかし、マーガレットは12年前に父親へ会いに行く途中、母親と飛行機事故に遭いながら単身自宅まで無傷で帰還したうえ、事故以前の記憶をすべて失なうという現実的にはあり得ない事態に遭遇していた。そのため、ヴァネッサとエリノアはマーガレットの身に何があったのか、密かにその真実の行方を気にかけていた。
マドラックスとマーガレットは対照的な生活を送っていたが、マーガレットが自宅で見つけた赤い本の秘密を探り始め、ヴァネッサが内戦の原因を探るためにガザッソニカへ飛んだことで、隠されていたマドラックスとマーガレットの接点が徐々に明らかとなり、運命が動き始める。
12年前、マーガレットの身に起こった「真実」とは何か。フライデーが唱える「本質」とは何か。そして、「本質」を巡り更なる数奇な運命に導かれるマドラックスとマーガレット・バートン。運命の末に2人を待ち受けるものとは何か...。
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